
自動システムとは、例えば一般的な事務仕事などを始める時に、OSを起動したらすぐにクリックなどの何の操作をしなくても、すぐに開いている状態にする他にWebで収入を得るなどのサーバーが、この今回の記事の前提だ。
システムの安全さとは、まずはシステムの仕組みを、利用者がよく知っているという事だ。しかしまずこの段階で多くの人は面倒くさがり、「金だけ払うので何とかして」や酷いのになるとタダのくせに文句だけは垂れる。
何事もすぐに成功する事はありえない。それどころか成功する人というのは、1%ほどと少ない。だがコツコツとやれば、少しづつ良くはなっていく。そして成功よりも体を壊したりする失敗の方が多く、このリスクを避けるには自動化が良い。
では、自動システムの基礎から話す。まず多くのユーザーはOSはWindowsを利用しているだろう。他にMac≒Linuxの利用という人も少しはいるが、これらのOSは昔からWindowsに対応し逆は少ないので、Windowsを中心に話す。
まずWindowで自動化のプログラミングというかシェル・スクリプトという、テキスト書類で簡単に編集できるものは拡張子.batというバッチだ。
シェルというのは、そのスクリプトを起動すると他のソフトや書類やフォルダなども開けるようにする書類で、OSと同時起動や毎週何曜日の何時に起動などの設定を、他の無料の目覚まし時計ソフトなどで、組み合わすと自動起動が出来る。
batは他のスクリプトと比べても非常に簡単で、コマンドを書き込むだけだ。例えば以下である。
dir.bat
dir cmd /k |
まず書類を作りたいフォルダ内などのどこかを、右クリックし「新規作成」→「テキストドキュメント」を選び、「新しいテキスト ドキュメント.txt」を無料で軽いテキストエディターなどでANSI(Shift_JIS)で開き、上記の黒画面2行をコピペしdir.batと改名しクリックすると、プログラムが起動する。ANSI以外のuft-8などだと起動しなくエラーだ。
dirとはDOSコマンド(WindowsOSに動作を命令する文)の「現在いるディレクトリの現在地や書類などの一覧を見る」というコマンドで、cmd /k とは閲覧者が何かコマンドを打つまで待つ命令だ。
これを入れないと、端末はすぐに消えてしまい無意味になる。またネットでは多くの人が「pause」を勧めるが、これは何かのキーを押すと閉じてしまい、例えば出力内容をコピーしようとすると、はずみで消えてしまうと二度手間などになるので、cmd /k とした。
しかしこのbatにも問題がいくつかある。まず①Windows10など新しいOSだとセキュリティ強化のために、batが使えるファイル共有のサンバのバージョン1が使えなくなっている。サンバ1はスマホの古いアンドロイドOSとも共有ができる。②少し複雑な処理というか、簡単で必要な処理も出来ない。
ただしOSを操作するスクリプトに多くを求めるのも駄目だ。なぜなら例えばWebのアプリとしても使いたいと言われても、それはすでに他に多くの言語があり、それをするのが無意味だからだ。
だが大企業などではbatやUnixのシェルでWebアプリを作れなどと意味不明な事を言っていた。他にもネットの掲示板などを見ると、「イントラネットのWebページのJavaScriptでCドライブの中にフォルダを作れ」とセキュリティ上、悪い事を言っている。だが作れる事は作れるが、こういうのは面倒だ。
私も前の記事でJavaScriptでOSを操作する方法を説明してきた。またbatは古いので書類形式がANSI(Shift_JIS)という日本語と英語だけで、他の文字を表示するUnicode(uft-8)だと動かないが、JavaScriptだと動いて便利そうだ。
またJavaScriptは人気上位でWebページでも多く使われている。だがこれにも問題点はある。それは…
JavaScriptは業務で利用できるのか?JavaScriptの不便な点
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